株式会社KADOKAWA

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  • コンテンツ作成の効率化

株式会社KADOKAWAが運営する大規模メディアが「TACT SEO」で効率的な記事作成体制を実現!

本や雑誌など出版のみならず、映像、アニメ、ゲームなど、コンテンツを核に多角的なビジネスを展開する株式会社KADOKAWA(以下、KADOKAWA)。

今回は、KADOKAWAが運営するWebメディア「ダ・ヴィンチニュース」 「レタスクラブ」 のWebマーケティングを推進される鈴木様に、
ウィルゲートが開発するSEOツールTACT SEO導入の背景と導入後の変化についてインタビューした内容をご紹介します。

「フローコンテンツとしてはよくてもストック化できていない」課題を抱えていた

(株式会社KADOKAWA デジタル戦略推進局 サービス企画部 事業メディア課主任 鈴木 氏)

── TACT SEO導入前に抱えていた課題とはどのようなものだったのでしょうか?

鈴木:私が担当している「ダ・ヴィンチニュース」は漫画や小説、実用書などあらゆる本に関するニュースサイトです。 検索流入の割合が高いのですが、記事コンテンツがなかなか安定的な検索流入の獲得につながらないことが課題でした。

記事の公開直後は検索順位が一時的に上がりトラフィックが増加するものの、その後は次第に下がってしまうことが多かったです。要は、フローコンテンツとしてはよくてもストック化できていない課題がありました。

(「ダ・ヴィンチニュース」)

「ダ・ヴィンチニュース」も 「レタスクラブ」も検索流入の割合が高いため、一時的に流入を獲得するだけで終わりではなく、継続的に流入が生まれるような記事づくりやそれを実現する体制を整えたいと考えていました。

「内製化できるイメージがついた」「導入ハードルの低さ」が導入の決め手に

(SEOツール「TACT SEO」)

── TACT SEOについてのサービス説明を担当から聞いたとき、どういった感想を抱かれましたか?

鈴木:SEOコンテンツを作成する上でのキーワード調査は、⾃分たちで調べると途⽅も無い手間と時間がかかってしまいますし、⼤変だと感じていました。そのため、上位表⽰に必要なSEOの課題を⾃動抽出してくれる「上位表⽰分析」の機能は特に魅⼒的に感じました。

それ以外にも、先ほど述べた課題の解決、施策推進のスピードアップなど、私たちが目指しているようなSEOの内製化が実現できるかもしれない、と考えました。最初にTACT SEOご担当の古谷さんから丁寧に説明いただいたので、特に疑問や不安を感じることなく導入に向けて進めることができました。

また「月額5万円から」と良心的な価格につき導入・活用のハードルが低かったことも魅力の一つでしたね。数十万、数百万とコストのかかる通常のツールと違って金額がおさえられているため、社内を説得する上でも説明がしやすく、スムーズに理解が得られました。

これまで何時間もかかっていた調査分析がワンクリックですぐにできるように

── TACT SEOを使って取り組んだことについて教えてください。

鈴木:TACT SEOの上位表示分析機能を使ったキーワードの調査分析や、分析データを元に記事の企画・制作を行うなど、コンテンツ制作における調査・分析・企画・制作・検証といった広い領域でツールを活用するようになりました。

使ってみて驚いたのは、ボタンを押してすぐに分析結果が出てくることです。

── 以前はどれくらいの時間がかかっていたのでしょうか?

複数のツールを行ったり来たりしながら調べたり、上位表示されている記事を上から下まで1記事ずつ読んで読者ニーズを把握したりしていたので、とても数時間で終わる作業ではありませんでした。時間をかけすぎてもしょうがないので、ある程度で見切りをつけざるを得ない場面も多かったです。

そのため、「ユーザーがどんな情報を求めているか」「ページ内でどんな情報を提供すればよいか」といった結果が競合サイトとの差分とセットで可視化されて、すぐに改善に向けて取り組めるのが便利だなと感じました。

検索上位の獲得とSEOの内製化が実現

── TACT SEOを活用した取り組みによって、どのような変化がありましたか?

鈴木:公開数ヶ月後でも検索上位をキープできるようになりました。半年ほど前に作成した記事も、現在も引き続き検索上位に表示され、安定したトラフィックの獲得につながっています。

先ほどお話しした「フローコンテンツとしてはよくてもストック化できていない」という課題が解決され始めていることに、特に手応えを感じていますね。

── 内製化に向けた体制づくりについてはいかがでしたでしょうか?

鈴木:当初から実現したいと考えていたSEOの運用体制やフローが強固になり、自分たちで自信をもって、スピーディーにSEO対策を進められるようになりました。

やはり、たまたま検索流入が獲得できても「なぜうまく行ったのか」が分からないと再現性を持って次の施策に活かすことができず、ただのラッキーになってしまいがちです。

ですがTACT SEOを使うことで、その「なぜうまく行ったのか」がきちんと可視化されるため、次の施策にすぐ落とし込めるようになったんです。例えばミーティング中にSEOの状況についてちょっと気になったときに、すぐにTACT SEOで調べて議論し、その場で意思決定できたシーンもありました。このように自分たちで調査したりPDCAを回せるようになったことで、よりサイトの実情に近い施策を練ることができています。

また、TACT SEOを使うことによって作成する記事についての相談や確認に際して編集部との連携がしやすくなりました。分析結果をそのまま自社のキーワード設計のシート等にまとめることも簡単にできるため、外部のライターさんへの依頼も進めやすくなりました。SEOの成果や実績が出てきたことで編集部からの信頼も厚くなり、協力が得られやすくなったこともうれしい変化の一つです。

── TACT SEOのツール活用のサポートについてはいかがでしょうか?

鈴木:一番最初の説明に限らず、導入後の継続的なサポートまでいただけるのがありがたいです。やはり導入して使っていく中で分からないことにぶつかることもあるので。

ちょうど先ほど私を含めてKADOKAWAでTACT SEOを活用している社員に対して、古谷さんから1時間ほどレクチャーいただいたところなのですが、分からないところを教えていただきながら、きちんと施策を回していくというのが必要だなと感じましたね。まだ使いこなせていないところもあるなと気づいたので、引き続き適宜サポートいただきながら、活用していけたらと考えています。

── 最後に、今後の展望について教えてください。

鈴木:土台は整ったので、あとは記事をさらに制作できる仕組みをどう整えていくのか。これが今後、TACT SEOを使って取り組んでいきたいことです。

TACT SEOの活用を通じて分かったのは、キーワード選定を見誤らなければ再現性をもって継続的に安定して検索流入が獲得できる記事が作れるということです。記事を2度おいしくできる道筋が見えた、とでも言えましょうか(笑)。

これからもTACT SEOを活用したコンテンツづくりを通じて、さらにメディアの成長を加速させていきたいですね。

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